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忘れないということ

ようやくリオデジャネイロ珍道中記も終わり、いつもの路線にもどれるうれしさ。まあまた3月になるシーズン始まるので、サッカーネタが多くなるわけですが。。さて今年になって結構読書しています。これから折に触れて紹介していこうと思いますが、今日は直木賞を受賞した天童荒太の「悼む人」。
全編にわたって暗いペーソスなんですが、イイタイコトは「死者を忘れない」ということ。
実は私、いつもいつも大学に通う道すがら感心していることがあります。それはある交差点にある薬屋さんの網目の柵にいつもお花や、お菓子などのお供えものがしてあることなんです。それは4-5年前だったと思うのですが、その交差点で20歳の女子学生が自転車に乗っていて、もらい事故で亡くなってしまったのです。成人式を間近にしていたようで、お母さんが晴れ着をご遺体に着せたという
記事が新聞に載りました。そこはほんとに事故が多い道であり、交差点でも小さな事故が頻発しています。私はその頃どうして大学はもっとこの学生さんのことを「悼まない」のかと思っていました。現役の学生さんだったのに、大学広報にも事故の話は出ず、まるで何もなかったかのようでした。交差点にもまったく何もなかったかのように事故で曲がったミラーはあっさり直されていたし、まあ仕方ないと思いますが学生さんが激突したという民家の壁は取り壊された後、きれいに新しいものに代わっていました。そんななか、その交差点に面する薬屋さんの網目の柵にはいつも絶える事なく、「お供え」がおいてあります。私はこの事に非常に感動しています。きっと同級生や友人たちが置いているんだと思います。薬屋さんもそのことを思われて「お供え」に配慮されているのだと思います。「ずっと忘れない」。これは死者を弔うという人間にしか出来ない行為だそうです。私はここを通るたびに会釈をすることにしています。私はその女子学生さんの顔も名前も知りません。でも静人のように「忘れない」でいたいと思っています。
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.16 2009 未分類 comment0 trackback0

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プロフィール

前橋太郎

Author:前橋太郎
前橋太郎(まえばし たろう)
某大大学院医歯学総合研究科 寄付講座准教授
日常診療における疑問をベンチで解決することを目指すphysician scientist。スローランとザスパクサツ群馬をこよなく愛する。

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