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萬太郎教授のこと

萬太郎教授は私の叔父です。私の父の二つ上の兄貴です。55歳で胃がんで亡くなりました。東京外国語大学アジアアフリカ研究所の教授をしていて、彼が教育テレビに出たときは本当に感激したのを覚えています。なんでこんなことを書いているかというとwikipediaで彼の名前を入れたら出てきて、彼の業績、そして彼のお弟子さんたちの回顧録を見る機会があったからです。小さい頃、叔父は雲の上の人でした。親戚からは変人扱いされていて、たまーにうちに遊びに来ても何も語らない。一回小学校3年生のときに私がコーヒーを飲んでいたら、「こんな小さい子供にコーヒーを飲ませたら馬鹿になる」と両親がまじめに怒られていたのをよーく覚えています。そんな彼とまじめに話をしたのは高校3年生の時、私の母校に彼の著作を寄贈してもらうよう頼んだときのことです。快く引き受けてくれましたが、うちに送られてきたダンボール一杯の本の内容はまず表題から私には理解不能でした。彼は言語学を専攻してしていて、すでに高校生(私の高校ですが)のころから長野や新潟にフィールドワークに行って方言を研究していたとかという伝説を聞いたことがあります。うちの父親など彼が卒業したあと高校に入ったら「お前はほんとに萬太郎の弟か?」といわれて閉口したと語っていました。
私が3回の大学受験失敗の後、失意のうちにいまの大学に入学したのですがまもなく胃がんになりました。病床に見舞うと「どんなところにもきらりと光る逸材がいる、それを見逃すな」といっていました。そのときは全く意味が分かりませんでしたが最近では何だか分かる気がします。叔父を記念した中国の学会賞があることもほんと最近知りました。私も学者の端くれ(ほんと端の端ですが)、彼によくやったといわせるだけの世の中に役立つ研究をしたいものです。
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.20 2008 未分類 comment0 trackback0

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前橋太郎

Author:前橋太郎
前橋太郎(まえばし たろう)
某大大学院医歯学総合研究科 寄付講座准教授
日常診療における疑問をベンチで解決することを目指すphysician scientist。スローランとザスパクサツ群馬をこよなく愛する。

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