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松田直樹選手のご逝去を衷心よりお悔やみ申し上げます。

もう言葉もない。PCPSを48時間以上は厳しいとは思っていたが、心拍が微弱ながらもどってきているという報道に一縷の望みをもっていたが、4日昼2時ごろ昼食に訪れていた敷島の「かずさや」のテレビで訃報を聞いた。ミスターマリノスは存在感が抜きん出ていた。一昨年まで行われていたお正月のドリームマッチのことだ、恵まれた体躯、鮮やかなボール裁き、威圧感十分すぎるディフェンス、そして果敢な攻撃参加。実際ゴールも決めていた。すぐ目の前でプレーを見ていただけにショックは大きい。それにしてもどうして「心筋梗塞」なんだろうか?冠動脈硬化があったとは考えにくいし、もし脱水などで血栓性の塞栓があったとしても、そんなに大きな壊死巣にはならないだろう(冠状動脈本幹を塞ぐ大きな血栓ができるとは考えにくい)。これは絶対病理解剖するべきであろう。そうでないと松田選手が浮かばれない。マスコミの論調に気になる点がある。あたかもAEDを練習場に設置していなかったのが悪いといった論調だ。確かに致死性の心室性の不整脈で命を落とした人のなかにAEDがあれば助かったかもしれない人がいるのは確かだ。しかし松田選手のケースは「急性心筋梗塞」であって(あくまで報道上は)「心室細動」などの不整脈ではない。聞くところによると練習の見学者の中にナースがいて、すぐに心マが始められたという。それなら救急処置としては完璧で、AEDうんぬんは今回は問題にならない。もちろん競技場にAEDを設置すべきだが、今回の悲劇をAEDのせいにすべきではない。松田選手が倒れてからの様々な人々の反応を見て、いかに松田選手が多くの人たちに影響を与えていたのかを知り、その人格に心から敬意を表したいと思った。やはりこれは彼の人徳なのだろう。何しろ今となっては彼のご冥福を心から祈るしかない。一サッカーファンとして、そして医師としてあまりにつらい日になった。
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.05 2011 サッカー comment0 trackback0

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前橋太郎

Author:前橋太郎
前橋太郎(まえばし たろう)
某大大学院医歯学総合研究科 寄付講座准教授
日常診療における疑問をベンチで解決することを目指すphysician scientist。スローランとザスパクサツ群馬をこよなく愛する。

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