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26年ぶりの再会

縁と言うものは本当に不思議なものだ。理屈ではないのだ、人と人との結びつきは本当に不思議だ。ということを改めて実感しました。昨日バレンタインデーの日に、東京で26年ぶりに小学校3年生の時からの親友、M君夫妻にお会いしました。小学校3年生で26年ぶりというと多分計算がおかしいと思う方もいらっしゃると思いますが、実はそれは高校3年生になる春休み、つまり1984年の3月にM君が、私のO市の家に遊びに来てくれて会ったからなのです。
このM君と私が普通の長らく会っていない友人と違う点はいろいろあります。一つにM君は私が福岡市東区の香住ヶ丘小学校にたった一年ちょっと通った時の友人でしかも、一緒に遊んだりしたのは小3の4月から私が父親の病気のため、O市に引っ越す10月末までの約たった7ヶ月間であったことです。二つには、彼はいま鹿児島県に住んでいて、なかなか地理的に会うのが難しいということです。私たちをつないでいたのは何だったのでしょうか?確かに年賀状は途切れなかった、多くの友人たちと米国留学の前後で連絡が途絶えてしまったのにM君とは途絶えなかった。彼がパプアニューギニアに行ってたときも途絶えなかった。
ずっと鹿児島のサッカー強豪高校を監督として指揮してきた彼が、ようやく最近時間が出来たそうで、上京するから会わないかといわれたのは今年の年賀状でした。昨日緊張して会いに行ったのですが、毎年年賀状でお互い顔を見ていることもありすぐに分かりました。もちろん高校生のときも会っていてそこでもいろいろな話をしたのですが、この1984年(これも偶然1984ですね)からのお互いの歩みを話していたら、自然と涙があふれてきてこらえるのが大変でした。というのも昭和50年、彼と福岡で別れたときうちの父親は癌の再発で、私は悲嘆に暮れていました。昭和59年、彼が遊びに来てくれた時、私は激烈な受験競争の真っ只中でした、そしてその後母も亡くなり、受験にも結局は失敗し、妹と二人地を這うように生きてきたこと、そしてさらに医者になって、家庭をもち留学し、またいま不毛な競争の現場にいることなどなど、いろいろと思い出されたからです。私がいろいろ精神的ストレスを受ける中、彼と奥様はとってもいい顔をされていました。いろいろなことがあっただろうし、その一端を今回聞かせていただいて私は本当に勉強になったし、また心が洗われる気持ちでした。そして彼夫婦が本当に幸せなんだなということがよくわかりました。それだけで私もすごく幸せな気持ちになったのです。私は父親が転勤族であったし、いま「実家」というものも存在しないので自分の「故郷」というものを持ちません。しかも両親もすでに他界しているため、小さいころ自分がどんな子供だったかを知っている人は自分以外皆無です。そんななかM君は、ほんのすこしの間だった私との思い出を語ってくれました。さらに彼のお母さんまで私のことを覚えてくれていたのが感激でした。私が「先生」でも「大将」でも
「太郎」でもなかったころの「前橋」と呼ばれていたときのころ、普通の4人暮らしの家庭の子供だったころの「私」を語ってくれたのです。そこで私は感じました。当たり前だけど、人生というのは点ではない、線なのだと。いろいろな人生のシーンのなかで、出会うひとたち、またその中での自分の存在を考えるとき、つい自分や自分と関係する人々を点として捉えがちではないでしょうか?
私は今までの自分の人生は、父親が死ぬまで、母親が死ぬまで、大学に入って結婚するまでと今に分けてしまっていました。時間的に分けるだけでなく自分の存在自身分けてしまっていたのです。しかし昨日彼と再会して、ずっと自分を覚えてくれている人々がいることを再認識して、本当に初めて自分の人生、自分の存在が連綿と続く「線」であることを知ったのです。このことを感じたときさらに涙があふれて来ました。
さて、次にもしまた彼に会うのが25年後だったら70歳近くなってしまいます。それではもしかすると生きてないかもしれない。次は、というよりこれからはこのすばらしいご夫婦とまた新たな交友関係をつなげていきたいと強く感じました。奥様は有機の桜島大根を作られているそうで、是非「大根のステーキ」をごちそうになりになるべく早く鹿児島にいってみたくなりました。(そういえば誰かも鹿児島出身じゃあ?)
今回は「落ち」が無くてすみません。年甲斐もなく素直に感激しちゃったんです。ではまた。
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.15 2010 未分類 comment0 trackback0

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前橋太郎

Author:前橋太郎
前橋太郎(まえばし たろう)
某大大学院医歯学総合研究科 寄付講座准教授
日常診療における疑問をベンチで解決することを目指すphysician scientist。スローランとザスパクサツ群馬をこよなく愛する。

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