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4半世紀ぶりの再会

ずいぶんブログを書かなかったのだが、理由はいろいろある。でも一番の理由は書く気がなかったからだろう。でも何で今日また書こうと思ったかというと、25年ぶりにある人に再会したからだ。研究室から病棟に向かう道すがら、私の前に歩いていた初老の男性が、急に振り向いて私に微笑んでいる。すぐには誰か気がつかなかったため、おやっと思っていると、その男性は首からぶら下がっている名札を私に向けた。そこでやっと気がついた。S先生だ。S先生は私が高校のころ生徒会活動していたときの顧問の先生で、空手道部の顧問でもあった。「久しぶりだね、でも僕は前から君に気がついていて何回か手を振ったことがあるんだけど、首をかしげていたんで忘れちゃったのかと思ってたよ」とおっしゃる。そういえば1-2ヶ月前、すこし遠くから手を振る男性がいて、誰だかわからなかったので首をかしげたのではなく会釈したことがあった。。「何年ぶりかね。。」とおっしゃるので数えてみると先生と一緒に文化祭を企画したのが1984年だったので約25年ぶりということになり、「四半世紀ぶりってことだね」と。ところでどうしてS先生が私たちの病院の構内にいらっしゃったかというと、養護学校の院内学級で授業をするためだからだとおっしゃる。なんでも、うちの高校の後は県内屈指の進学高T高校、伝統校のK高校で現代国語の教鞭をとっていた彼は、あるとき病気の生徒を一人受け持つことになり結局その生徒を卒業させて上げられなかったのだそうだ。そこで残りの教員生活は病気と闘っている子供のために仕事したいということで現在の職をあえて選んだそうだ。
しかしながら25年経っても、風貌は十分残っていらっしゃった。まだ空手を続けているのかと私が尋ねるとそれはもうしないが、歩いているとのことだった。それにしてもなぜ遠目から私がわかったのだろう。先生に問うと、「君はまったく変わっていないからすぐにわかったよ」とのこと。うーん、いつまでも高校生のように若いということか、はたまた当時すごく老けていたということか、答えは自明だがいい方に解釈することにした。さらにS先生はT高に長年いらっしゃったので、かなりの知り合いがこの病院には医師としているはずだ。そのなかで覚えてていてもらったのが年甲斐も無くうれしかった。先生と話したのは院内学級に行くまでの約10分。すごく幸せな時間だった。私をとりまく環境はいままさに肥溜めのようだが、心が本当に洗われる気持ちだった。これが私にまた文章を書かせる気にさせてくれた。
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.28 2009 未分類 comment0 trackback0

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前橋太郎

Author:前橋太郎
前橋太郎(まえばし たろう)
某大大学院医歯学総合研究科 寄付講座准教授
日常診療における疑問をベンチで解決することを目指すphysician scientist。スローランとザスパクサツ群馬をこよなく愛する。

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